ヘマチンは、動物の血液に含まれるヘモグロビンを分離して作られます。ヘモグロビンを分離すると、酸素の運び役「ヘマチン」とたんぱく質「グロビン」の2つの物質に分かれます。グロビンとヘマチンは元々一緒に働く物質。それを無理矢理引き離して単独にしたヘマチンをシャンプーなどに配合すると、ある現象が起こります。被毛に存在するたんぱく質・ケラチン血液のたんぱく質「グロビン」とよく似ている物質だそうです。するとヘマチンが 被毛の中で「グロビン発見！くっつかなくちゃ」と勘違いして 被毛のケラチンと強力に結合するのです。ヘマチンとケラチンの結びつきはとても強く、それによってダメージでスカスカになった被毛にコシが出ます。

★活性酸素を除去して被毛の老化を防ぐ

★被毛に残った残留アルカリを除去

★被毛に残留した過酸化水素を除去

シャンプーで洗いきれない被毛の奥深くに薬剤などに配合されていたアルカリや過酸化水素が残留します。被毛は傷むとアルカリ に傾き、たんぱく質を壊してパサつき・ゴワゴワを招く物質。過酸化水素は被毛のたんぱく質をゆるめ、脱色（退色する作用があります。そんな厄介者を素早く除去するのが、ヘマチン。他にはメラニン色素の働きを活発にして白髪を黒くする、紫外線を吸収する効果もあります。

コラーゲンは人の皮膚にも存在するタンパク質。加水分解コラーゲンとは牛や豚の骨や皮、サケなど魚の皮等を加水分解して得られる、コラーゲンＰＰＴ。低分子コラーゲンやコラーゲンペプチドとも言われ、皮膚や被毛への浸透性を高くしたコラーゲンです。

被毛の損傷部に吸着したり、被毛に保護膜を作ることで保湿、柔軟性をアップします。皮膚に対しては、水分を保持し、肌を保護、潤いとしなやかさを与えます。分子数があり、数百の低分子コラーゲンから数万の高分子コラーゲンまであり、低分子の物は毛髪に浸透しやすいが流出しやすい、高分子の物は一度毛髪内に入れば効果が持続しやすいといわれています。

ヨモギ葉エキス

黒ゴマエキス

炭

コーヒー種子エキス

海藻エキス

ゴボウエキス

黒砂糖

天然由来成分のハーブエキスを凝縮させ、皮膚・被毛を保湿し、ケアする力を高めました。

・ヘンナ葉エキス

トリートメント効果にすぐれたヘナエキス（ヘンナ葉エキス）。成分が髪のケラチンタンパク質にからみつき、髪内部の空洞を埋めることで、ダメージを補修。同時に髪にハリ・コシ・ボリュームを与えます。

・アルニカ花エキス

美肌効果や抗炎症、保湿効果があります。アルニカ抽出物に ACTH 抑制によるメラノサイト活性化抑制作用（色素沈着抑制作用）が認められています。

・フユボダイジュ花エキス

消炎、抗炎症作用、収れん効果があります。肌の潤い促進、乾燥によるかゆみ抑制、過剰な皮脂抑制などそれぞれポイントの違う植物エキスの相乗効果によって肌荒れやざ瘡を多角的に予防する。

・スギナエキス

保湿、収れん効果があります。そのほか、皮膚の高分子ヒアルロン酸産生促進作用や、抗白髪作用も期待できます。

・セイヨウオトギリソウエキス

抗炎症、収れん効果があります。そのほか、育毛作用が期待できる（文献あり）。

・セージ葉エキス

抗菌、収れん、血行促進効果があります。そのほかに、退色予防効果も期待できます。

・セイヨウノコギリソウエキス

皮脂の分泌をコントロールしたり、消炎効果が期待できる。雑菌の繁殖を防ぎ、抗酸化作用にも期待できる。

・ゼニアオイエキス

保湿、抗酸化、抗炎症作用があります。肌の水分蒸発を防ぎ、老化防止にも期待できます。

・カミツレ花エキス

抗菌、抗炎症作用があります。ふけ、かゆみを抑え、すぐれた保湿効果と消炎作用も期待できます。

・トウキンセンカ花エキス

アミノ酸などを含み、抗菌作用、抗炎症、鎮痛作用、清浄作用、保湿、血行促進があり、外傷や湿疹の治療に使用されています。

・グレープフルーツ種子エキス

ビタミンC及びEが含まれています。GSEは安全で、かつ強力な抗菌、抗ウイルス、抗寄生虫、抗真菌、および抗酸化特性を持っています。

巷で話題のケラチントリートメント

羊毛由来のケラチンタンパク質の中のシスチン結合（S-S結合）を切断したものをさらに加水分解して得られる高分子のことです。加水分解ケラチンは18種類のアミノ酸で構成されており、被毛を構成するアミノ酸組成とよく似ています。被毛への浸透性も認められており、被毛の水分量が増加する保湿作用があるとされています。ちなみに、加水分解ケラチンは程よく分解したものの方が高い浸透性が明らかにされています。

◆ケラチンの効果

被毛の主成分である高タンパク質ケラチンと同じ成分であるケラチンを被毛に付与することで、キューティクルの内側にあるコルテックスとCMC部分に馴染んで、被毛内部の傷んだ部分をし修復し、被毛にハリコシを持たせボリューム感のある被毛に仕上げます。

✔︎ダメージで傷んだ被毛に吸着して補修する

✔︎被毛柔軟化

✔︎保湿効果

コラーゲンは人の皮膚にも存在するタンパク質。加水分解コラーゲンとは牛や豚の骨や皮、サケなど魚の皮等を加水分解して得られる、コラーゲンPPT。低分子コラーゲンやコラーゲンペプチドとも言われ、皮膚や被毛への浸透性を高くしたコラーゲンです。

被毛の損傷部に吸着したり、被毛に保護膜を作ることで保湿、柔軟性をアップします。皮膚に対しては、水分を保持し、肌を保護、潤いとしなやかさを与えます。分子数があり、数百の低分子コラーゲンから数万の高分子コラーゲンまであり、低分子の物は毛髪に浸透しやすいが流出しやすい、高分子の物は一度毛髪内に入れば効果が持続しやすいといわれています。

トリートメントに配合することによって、その刺激を低減することができるばかりでなく、損傷したところを修復する作用があり、分子量が小さいもの（アミノ酸が10個以下程度）ほど保湿効果が高く、分子量が大きいものほど毛髪に対しハリ出し効果があります。そのほか、帯電防止効果などもある。